昭和48年にカルピスから販売されていた『カルピコ』
一体どんな飲み物だったのでしょう?
昭和の可愛いネーミング飲料
カルピスのカルピコ
カルピス カルピコ イラスト画像
カルピコとは
カルピコは、1973年(昭和48年)にカルピスから発売されていたフルーツ味の炭酸飲料。
グレープとプラムの2種類がありました。
グレープ味は王道で分かりやすいけれども、昭和当時プラム味を発売したというのが新しいわね。
ところでプラムは、日本に馴染みがあったのかしら?
そうですよね。プラム味って・・・
きっと、馴染みないですよね。
カルピスソーダの誕生
カルピコが発売された1973年(昭和48年)は、あの今でも親しまれているカルピスソーダが誕生した年でもありました。
カルピスソーダ 昭和の発売当時の製品画像
昭和のカルピスソーダの缶デザインもシンプルで良い感じす。
カルピスソーダは、ずばり!カルピスが入った炭酸ジュースですが、カルピコのとの違いは?
ライバルはコカ・コーラ
カルピコは、グレープとプラムの炭酸ジュースでした。
当時カルピスは、カルピスソーダと同時に、コカ・コーラのファンタに対抗するためにカルピコを発売したのでした。
カルピコは、グレープ味とプラム味の2つの味があったわよね。
そうですね。
日本人には馴染み無いだろうねと話していたプラム味です。
グレープ味は、ファンタグレープの対抗馬で、プラム味は、ファンタに無い味、かつ真新しさを取り入れたのじゃないかしら?
なるほど!
たしかにオレンジ味やレモン味を出したらファンタと同じになってしまいますものね。
カルピコ終売へ
そんなカルピコですが、残念ながらコカ・コーラのファンタの圧倒的シェアを奪うには至らず、1970年代後半には終売となったそうです。
残念。プラム味のソーダがどんなものか飲んでみたいですね。
カルピス&カルピコのトリビア
最後にカルピスに関するトリビアを一つ。
カルピスはアメリカでも販売されているのですが、その製品名はカルピスではなく、CALPICO(カルピコ)となっています。
あら、なんでカルピスではなく、カルピコなの?
理由は、英語でカルピスと発音すると、
cow piss(カウピス)=牛の尿
と聞こえてしまうからだそうです(苦笑)
なるほど。
国によって、商品名が変わるのは面白わね。
カルピコは昭和に終売しましたが、このようにその商品名は海外では現役です!
昭和の炭酸ジュース
カルピコのご紹介でした。
昭和懐かしいジュース
昭和の懐かしいジュースのグラス
う~ん、見れば見るほどシンプルです。
このシンプル缶が現代の自動販売機で売っていたら、逆に売れるんじゃないかしら?