昭和はスーパーなどで購入できる製品であっても、たまに非常に高貴なものがありました。それが森永製菓のコーヒータップです。
昭和の贅沢缶
森永製菓 コーヒータップ キャンディ
森永製菓 コーヒータップ 昭和の製品画像
ipadで描きました
コーヒータップとは
コーヒータップは、1962年(昭和37年)に森永製菓から販売されていた缶に入ったコーヒーキャンディでした。
ハイセンスな容器のキャンデーとして発売し、森永製菓の大ヒット製品となりました。
タータンチェックの缶の中には、コーヒーキャンディがタップリ。
缶にキャンディと豪華な取り合わせながら、なんと!当時価格100円!
100円?!
思わず声をあげてしまいました。
なんて嬉しい価格。
昭和37年と言えども、すごい大判振る舞いです。
缶入りのこのクオリティ。
今だと最低でも400円はするわよね。
昭和いいな~
ハイセンスなコーヒータップ缶
昭和時代のお菓子は缶に入ったものが多かったのですが、コーヒータップは食べてもおいしいけれども、その実用度が上級の製品でした。
コーヒータップ 当時の缶 イラスト画像
まず缶のデザインであるタータンチェックが、遠いイギリスを思わせ、ちょと外国製品みたいな印象。
当時は、外国製品の憧れは、日本人には強かったですものね。
しかし今見てもコーヒータップのデザインは秀逸ですね!
蝶番(ちょうつがい)で開閉するフタを採用し、ポケットやバッグにも入る機能面でも優れ、デザインもハイセンスだったコーヒータップ。
その見た目だけではなく、缶容器は、小物入れとしても活用できたため女性の間で、コーヒータップは大人気となりました。
キャンディもおいしい!
コーヒータップは缶のデザインが素晴らしかったですが、中に入っているキャンディもぬかりありません。
コーヒータップ キャンディ
缶を開けたら、たっぷりのコーヒーキャンディ。
キャンディの包み紙もキラキラした銀紙の赤に、森永がローマ字で『morinaga』と書かれており、こちらも海外から来た製品のよう。
外も中もデザインが洗練されており、デザイン面、機能面、キャンディのクオリティとしても完璧な昭和を代表する製品であることは間違いなしです。
レアなレモンタップ
コーヒータップは、ノックダウンされそうな素晴らしい製品でしたが、その後出てきてレモンタップも秀逸でした。
こちらはレアで知っている人も少ないかと思われますが、
ご覧ください!当時のレモンタップを。
レモンタップ 昭和の製品画像
デザインが秀逸すぎる!!!
これは・・・美しい。
コーヒータップとは、まったく異なるデザインですが、
本当に美しいデザイン缶です。
ほんと美しい
ドット柄は、大切にキャンディをくるむスカーフのよう。
ゴールドのタブもトータルデザインのポイントね。
レモンタップも、歴史に埋もれさせてしまうのは、もったいないというデザインの素晴らしさ。
このクオリティの製品が一般的にスーパーなどでも購入できていたと考えると、昭和すごし!
森永製菓も素晴らしい!
昭和の秀逸キャンディ
森永製菓 コーヒータップのご紹介でした。
森永製菓 懐かしいお菓子
デザインも缶の形も秀逸!森永製菓の昭和の名作キャンディ、コーヒータップです。
今売っていたらほしいですよね~