
そんな中、参考にするのが課題図書のシールがついたもの。
遠い昔で、懐かしい~
読書感想文の課題図書シールの謎
子供も時は意識していたけれども、大人になったら意識しなくなるもの。
そんな類のものはいろいろありますが、これもその1つ課題図書のシールです。
昔は夏休みになると本屋で、このシールが貼られた本が並んでいるのをよく見かけました。

課題図書シールの存在自体、すっかり忘れていました。
大人になると目に入っこなくなるものですね。
シールに描かれているモノは何??
課題図書シール、そういえば中に描かれている絵のことはあまりじっくり見たことが無いわけで。

みなさんは何が描かれているか
覚えていますか?
ちなみに私は子供の頃から猿が描かれているかと思っていました(笑)
すっかり猿と思っていたので、今に至るまで猿以外、考えたこともありません(ぼそっ)
猿、猿、言っていたら、怒られてしまいます。
この絵は神様で、ギリシャ神話の「牧羊神」だそうです。

牧羊の神様だったのね。
具象彫刻家・桑原巨守さんのモチーフを参考に、課題図書シールが作成されたそうです。
課題図書の思い出
かつては課題図書のシールは、エンボス加工ででこぼこしたシールが貼られていました。
今では、このシールは無くなり、帯などに印刷されるタイプになったようですね。
そういえば、昔読んだ児童書で、とても印象に残っている本を思い出したのでご紹介しますね。
知っている方いるかな?
ハンカチの上の花畑
この本、ほんわかした絵、メルヘンチックな雰囲気を醸し出していますが、
その見た目やタイトルから想像できないほど、
めちゃめちゃ怖い話でした!!
ホラーなどの怖いという意味ではなく、人間の弱さ、その弱さゆえ、行きつく先は・・・
人間の欲望、人間の弱さ、過ちをおかしたとき後悔たるや。
これは子供向けなのかと思うほど、人間の愚かさをまざまざと見せつけられ、中盤から「どうなっちゃうの?」とひしひしと感じる恐ろしさ。
文章の間合いが素晴らしく、今読んでも、はらはらドキドキしますので、よかったら読んでみてください。
懐かしい本・漫画