平成に乳酸菌飲料ブームがありました。
いろんな製品があり、面白い時代でした。
平成の乳酸菌飲料ブームとは?
平成ブームの乳酸菌飲料 イラスト画像
ipadで描きました
乳酸菌飲料と言えばカルピス
日本を代表する乳酸菌飲料と言えば、カルピスです。
こちらのイラスト画像は、かつての瓶時代のカルピスで、お中元と言えばこの水玉模様の包装紙にくるまれたカルピスが定番の時代がありました。
昭和時代の瓶カルピス イラスト画像
瓶のカルピス懐かしい~
原液感がたまりませんでした。
今では見ることは皆無ですね。
カルピスソーダの登場!
カルピスは、超シンプルな乳酸飲料ですが、そんなシンプルさながらも、いろいろな飲み方を提案してくれ、乳酸飲料に炭酸を組み合わせるなど、ありそうでなかったカルピスソーダが発売された時はインパクトがありました。
昭和時代のカルピスソーダ イラスト画像
カルピスソーダは新しい発想でした。
そもそも乳酸飲料を炭酸で割るなど、誰も思いつきもしませんですものね。
そんなカルピスが、新しい乳酸菌飲料の時代を仕掛けた製品。
平成の始めから、右も左も乳酸菌製品があふれていた時代を覚えていますでしょうか?
カルピスウォーター誕生!
時は、平成3年(1991年)衝撃のヒット製品、カルピスウォーターが誕生しました。
カルピスウォーター 発売当時の缶
そもそも水で割るカルピスを、ゴクゴクと更に飲みやすく仕上げたカルピスウォーター。水とカルピスという発想を更に強化したの素晴らしいアイデア。
カルピスウォーターは今でも人気定番よね。
平成3年から誕生とは、20年近くのロングセラーとなるのね。
カルピスウォーターは、発売早々に大ヒット製品となり、家でカルピスの原液を割って飲む時代から、コンビニや自販機で缶でカルピスを買うという時代に移り変わっていきました。
ここから乳酸菌飲料ブームの到来となります。
乳酸菌飲料ブームの時代
カルピスウォーター発売・ヒットを期に、飲料業界において乳酸菌飲料ブームが起こりました。
あらゆるメーカーから多種多様の製品が販売されたのたですが、そんな中から似ているよね?という製品をご紹介しましょう。
カルピスウォーターとホワイトウォーター
デザインが似ている(苦笑)
コカ・コーラの動きの早いこと。
カルピスウォーターがヒットするやいなや、早速出てきましたコカ・コーラのホワイトウォーター。
コカ・コーラと言えば、乳酸菌飲料としてはアンバサという代表製品があったのですが、1991年にカルピスウォーターに追いつけ追い越せとホワイトウォーターを販売したのでした。
ポッカと山崎の乳酸菌飲料
一見、違う製品に見えるのだけれども
イラスト見てください。
赤い屋根の牧場のコンセプト、山が二つも似ている(苦笑)
猫も杓子も乳酸菌飲料。
ポッカからヨグットウォーター、山崎からはマイモーニングウォーターという製品が販売されました。
ポッカは飲料メーカーであるため当然ではありますが、山崎までが乳酸菌飲料を出すとは相当のブームでしたね。
缶から瓶へ
缶製品は、数え切れないほど世に出てきたのわけで、乳酸菌飲料の市場は飽和状態になったところ、ブームの火付け役であったカルピスが乳酸菌飲料に更に拍車をかけます。
それが瓶に入った味わいカルピスでした。
味わいカルピス 発売当時のイラスト画像
味わいカルピスは、水×カルピスのゴクゴク飲むから逆に巻き戻し、その名の通り、じっくりと味わって飲むという濃厚なカルピス飲料として誕生しました。
缶から瓶に変えて、特別感を出すというアイデアがうますぎるね。
常に発想を変え、進化するカルピス。
時代を先取りそれを牽引していくリーダーとして役割を担っていますね。
市場飽和のレッドオーシャンから抜けるという意味もあるわね。
味わいカルピスは一躍大ブームに!
となると、あの会社(?)は黙っていません。
ポッカと山崎の乳酸菌飲料
はい、もちろんコカ・コーラです!(笑)
味わいカルピスがヒットするやいなや、早速出てきましたコカ・コーラのラクティア。
今度はデザインは変えてきましたね(苦笑)
瓶コンセプトは同じにしてきたが、ニクイね~コカ・コーラ
味わいカルピスと差別化をはかるため、オリゴ、ビタミン、カルシウム入りをうたい、お得感も盛り込んでいるのがうまいです。
平成始めの乳酸菌飲料ブーム。
製品のデザインが見るだけでも、その時あった事、いろいろ見えてくるのが面白いです。
乳酸菌飲料ブームの製品たちのご紹介でした。
なつかし~い飲料
https://torocco55.thebase.in/items/19234887
どんなに奇をてらおうとしても、乳酸菌飲料のイメージは白なんですよね。