
最近ではレトルトカレーの種類が増えて、ククレカレーはあまり目立たなくなりましたが、昭和時代と言うとボンカレーとククレカレーの二代巨頭でしたね。現代もがんばれククレカレー!
昭和の主婦の味方!
ハウス ククレカレー
ハウス ククレカレー 昭和当時の製品画像
ipadで描きました
ククレカレーとは
ククレカレーは、1971年よりハウス食品から販売されているロングセラーのカレーで、ハウス食品としては初のレトルト製品でした。
1971年の発売当時は、既に1968年に販売されていた大塚食品のボンカレーが勢いが強く、なかなか苦戦したククレカレーでしたが、一気にヒットしたきっかけが、
お正月向けにCMプロモーションを打ったキャッチコピーでも有名な
「おせちもいいけどカレーもね!」
このCMをきっかけにククレカレーはヒット製品となり、またお正月にカレーを食べるという日本の文化まで塗り変えたのでした。
おせちもいいけどカレーもね!

CMきっかけで日本の食文化を変えてしまうほどとは凄い影響力ですね。こう考えると製品を売る上でのキャッチコピーってとっても大切な役割を担っているわけですね。
ククレカレー名前の由来
ククレカレーという製品名、なんだか可愛い名前ですがそういえば、『ククレ』って何?
はい!ククレカレーの『ククレ』は、「調理いらず」のCookless=クックレスから名づけられ、『ククレカレー』という製品名になるまで、1,200個もの名前案から吟味されたそうです。

昭和時代は、アメリカに憧れていた帰来があり、お菓子やジュースのCMはアメリカナイズされたものが多かったですが、カレーは完全にインドですね(笑)海外への憧れを抱いていた古き良き昭和を感じます。
ハウスククレカレー 昭和の懐かしいCM
お正月も2日くらいになると、決まって流れるククレカレーのCM。
「おせちもいいけど、カレーもね!」
このキャッチフレーズに影響されて、確かにカレーが食べたくなったのものでした。
昭和のマーケティング戦略の代表製品。
これからもおいしくいただきます。
ハウス ククレカレーのご紹介でした。

ハウス食品 昭和なつかしい製品記事
昭和はレトルトカレーの種類が少なくククレカレー派か、ボンカレー派かに分かれていました。
そう、たったの2択です!(笑)
選択肢が少ないならば少ないで、楽な時代でした。