
白いパッケージに黒い色のプリッツ。
発売当時は新しく感じました。グリコはこれを期に、いろんな味のプリッツをどんどん世に出してくれていますね。
発売当時は新しく感じました。グリコはこれを期に、いろんな味のプリッツをどんどん世に出してくれていますね。
幻のプリッツ
グリコ プリッツ<カカオ>
グリコ プリッツ<カカオ>

昭和ガール
当時のポッキーとしてはシンプル&クールなデザインで登場!
ちょうどメンズポッキーという男性向けのポッキーが販売されていた時期のプリッツ製品です。
グリコ プリッツ カカオ味とは
グリコプリッツ カカオ味は、グリコから1995年代に販売されたカカオ味の黒いプリッツです。
(商品は終売しています)
グリコのプリッツと言えば、赤いパッケージのローストや、緑のパッケージのサラダなどの茶色ベースのプリッツが主でしたが、このカカオ味が出たときは驚きでした。
なぜなら、プリッツがこげ茶でしたから(笑)
今となっては、黒いプリッツは当たり前のようにグリコ製品で見かけますが、当時としては、”黒いプリッツ”はなかなか斬新で、しかも白いパッケージというのも新しく感じましたね。
実はグリコがプリッツのカカオ味が発売した経緯は、プリッツの売り上げ減少にともなう危機的な状況によるものでした。
他製菓会社の勢いが強く、グリコの定番人気商品のプリッツも安定ではない状況の中、グリコは、プリッツ製品の強化に集中し、当時流行していた焼き菓子の分析を進めるうちに、ココアを練り込んだ「プリッツ<カカオ>」を発売することを決定し、グリコ プリッツ<カカオ>が誕生しました。

こちらは当時の雑誌広告です。
新しく発売されたプリッツ<カカオ>をセンターに、今どきの女子高生がプリッツを持ってかっこよく決めポーズをしています。
新製品のカカオ味も押しながら、定番製品(サラダ、ロースト)にも相乗効果を出すという商品戦略ですね。

カカオ味は、一時はプリッツの売りを引き上げましたが、長期的という視点ではプリッツの売り上げを保つことが出来ず、レギュラーの仲間入りは叶いませんでした。
チョコレート味のプリッツは、長い目で見ると定番ではありませんが、限定商品として時々現れる分には、変化があり私達消費者を楽しませてくれる製品ではありますね。
グリコ プリッツ カカオ味のご紹介でした。
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昭和グリコの製品記事
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