記事内のイラスト、文章無断利用の禁止(youtube無断転載、youtube構成流用、SNS画像利用等)

昭和に生まれた製品:永谷園 あさげ・ひるげ・ゆうげ

永谷園 あさげ・ひるげ・ゆうげ 昭和加工食品・インスタント

朝、昼、晩に気分を変えて飲めるお味噌汁。昭和にこの発想を組み込んだ永谷園は結構すごい。今も愛される『あさげ』『ひるげ』『ゆうげ』のご紹介です。

スポンサーリンク

発想が新しかったインスタントお味噌汁
永谷園 あさげ、ひるげ、ゆうげ

永谷園 あさげ ひるげ ゆうげ 昭和当時の製品画像

あさげ、ひるげ、ゆうげ 昭和時代の画像
ipad で描きました

 

昭和のあさげ、ひるげ、ゆうげ のパッケージは切り絵タッチで、お味噌汁をシンプルに可愛く描いていました。
現代では、写真でシズル感を出すのですが、切り絵の味わいがいいな~

永谷園 あさげ、ひるげ、ゆうげ とは

あさげ、ひるげ、ゆうげは、1974年から永谷園より発売されている即席みそ汁で、発売年には14億円翌年は36億円もの売り上げを上げた昭和のヒット商品で、今も愛され続けているインスタントお味噌汁です。

お味噌汁なら永谷園

三味線伴奏と共にCMの最後は

お味噌汁なら永谷園~♪

特徴的で分かりやすい、このフレーズが人々に印象づけました。
柳家小さんが出演されていたCMは1975年度のACC賞(日本シーエム放送連盟の主催)を受賞したのです。

このようにCMから一気に認知されたあさげ、ひるげ、ゆうげは、即席お味噌汁として地位を上げ、人々の食生活スタイルに浸透していったのです。

永谷園が打ち出したあさげ、ひるげ、ゆうげの凄さは、まさにその人の生活スタイルである朝、昼、晩の食生活に目をつけ、時間軸で商品を出したところです。

各商品の特徴を見ていきましょう。

あさげ
永谷園 あさげ
昭和時代の『あさげ』パッケージ
2種類の米みそをブレンドしたのが「あさげ」です。

わかめ、ふ、ねぎの具が入っています。

朝はシャキッと!2種類の味噌がブレンドされているので、味が濃いめで朝飲むと体に染み入り、今日も頑張ろう~!となりますよね。麩が丸いのが特徴です。

麩が丸いのが

ひるげ

永谷園 ひるげ
昭和時代の『ひるげ』パッケージ

コクのある豆みそを使用しているのが「ひるげ」です。
わかめ、ふ、ねぎの具入りです。

コクがあるからお昼に食べるおにぎりとの相性も良さそう。こちらも麩が丸いのが特徴です。

ゆうげ
永谷園 ゆうげ 昭和当時の製品画像
昭和時代の『ゆうげ』パッケージ
まろやかな味わいの白みそを使用した「ゆうげ」です。
わかめ、ふ、ねぎの具入りです。

夜はやさしく白みそで。夜はきちんとしたお料理が食卓に並ぶことも多いので、どんな食事にも合う白みそを使ったのでしょうね。その日の疲れをお味噌汁が癒してくれそうです。お麩の形は長方形なのが特徴です。

あさげ、ひるげ、ゆうげ どれが人気?

日本人なら食事シーンは、お味噌汁は必須!
現代はそうでは無くなっていますが、昭和時代はお味噌汁は食事には欠かせないものでした。

では、どの商品が人気なのでしょう?

2015年の永谷園の発表に拠ると、

『あさげ』 60%
『ゆうげ』 30%
『ひるげ』 10%という結果となっているようでした。これは少し驚いた数字で、ここまで差があるとは思っていませんでした。
『あさげ』が一番人気なんですよね。
朝は、パン食の人も多いと思われますが、意外と朝に味噌汁を飲む人が多いことが分かり、今でも日本の働く人たちを支えているのは、お味噌汁なわけです。これは、日本食としては、嬉しいです。

昭和から平成になり、ご飯と『あさげ』を豪快に食べるこのCMも印象に残っている人も多いのでは無いでしょうか?

お味噌汁をここまでダイナミックにクローズアップしたのは秀逸と感じました。

また昭和の柳家小さんの家族イメージから、ターゲットを若者に変えた瞬間であり、新しかったな~と思い出します。

忙しい日本の食卓をまだまだ支える即席お味噌汁
永谷園 あさげ、ひるげ、ゆうげのご紹介でした。

 

他にも懐かしい製品をご紹介しています。
昭和なつかしいインスタント食品の記事

 

タイトルとURLをコピーしました