1899年、創業以来120年に渡って糊を作り続けたヤマト。
時代とは分からないもので、ヤマトの液状糊の成分がガン治療に利く!と話題になっていますね!
昔から変わらないデザイン
液状のり アラビック ヤマト
アラビック ヤマト イラスト画像
ipadで描きました
アラビック ヤマトの歴史
アラビック ヤマトは、1975年にヤマト株式会社から販売されているロングセラー商品。
ヤマト株式会は、100年以上もの歴史ある会社で、1899年(明治32年)日本国内で初めて「保存の効く澱粉糊」を開発したそうです。
糊は、昔は腐るものだったそうですよ。
文房具の一つとして当たり前のように使っている糊だけど、昔の人たちの研究開発のおかげの上、今があるのよね。
なんでもそうだけど昔の人たちの知恵と努力に感謝!
小学生の頃は、図工作で使う機会も多く、糊は誰もが身近な存在だと思います。
そんな小学生時代は、イラストが付いたものやスティック糊、香り付きなどちょっと人と違うものや可愛いものを選ぶことが多かったのですが、大人にもなると機能性にも優れ、長持ちもする使い勝手の良い液状のりを選ぶようになりました。
そんな選択肢の中に、いつもヤマト アラビックは今も存在し続けてくれています。
見た目には地味なのですが、安心感を感じる糊ですよね。
そんな身近なヤマト アラビックに世間をあっ!と驚かせる報道がありました。
液体のりが、がん治療に利く?
糊がガンに利く?
まさか?
の文房具の糊が?
そもそもガンと糊などとは、誰も思いついたりしないのですよね(笑)
報道によると、
がん細胞に薬剤を取り込ませておき、中性子をあててがん細胞を壊す放射線治療で、薬剤に液体のりの主成分を混ぜると治療効果が大幅に高まることを東京工業大のチームが発見し、23日発表した。薬剤が理科の実験でつくったスライムのようになり、がん細胞にとどまりやすくなるらしい。マウスの実験では大腸がんがほぼ消失したという。
引用:朝日新聞デジタル
「液体のり」放射線治療でも期待の星 がん細胞ほぼ消失
「液体のり」放射線治療でも期待の星 がん細胞ほぼ消失https://t.co/wXe9c3p3by
薬剤に液体のりの主成分を混ぜると治療効果が大幅に高まることを東工大のチームが発見。薬剤がスライムのようになり、がん細胞にとどまりやすくなるらしい。マウス実験では大腸がんがほぼ消失したという。 #医療 pic.twitter.com/cbtHLgonth
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2020年1月22日
これはすごい!
身近な液体のりが、医療に貢献するなどとは、
一番驚いているのは、ヤマトの社員の方々かもしれませんね。
まさか!自社製品である糊が、ガンに利くとは思っていませんものね。
ヤマト広報担当者は
「液体のりは紙などを接着するのが目的。今回は異なる使用方法ですが、病気に苦しんでおられる方や社会の一助となれるなら、社員一同大変喜ばしい限りです」
とのことです。
ヤマトの素敵なコメント
微笑ましいわね。
これからも応援しているわ!
昭和から超ロングセラー液状のり
これからもますます活躍することでしょう!
ヤマト アラビックのご紹介でした。
昭和なつかしい文房具
デザインが、すごくシンプルなんですよね。
妙な味わいを感じるのは、糊の色味なんでしょうかね。