
お馴染みる食卓塩。
そういえば、食卓塩ってどこのメーカーから販売されているの?
よく見かけるけれど・・・
よく知らない食卓塩のこと
食卓塩 製品画像
ipadで描きました
食卓塩とは
食卓塩は、どこのメーカーが販売している製品?

赤がトレードマークだから、味の素?
ハウス食品とか?
意識しないとそんな疑問すら湧いてこない、あまりにも身近な食卓塩。
食卓塩は食品メーカー製品ではなく、公益財団法人 塩事業センターという事業所が販売する製品なのです。

塩事業センターとは?
塩事業センターは、塩に関する調査研究を行うとともに、財務大臣の指定を受け、生活用の塩の供給や塩の備蓄を行っている公益財団法人です。
塩の専売制度は平成9年に廃止されましたが、塩が国民生活に不可欠な代替性のないものであることから、当センターでは専売制度下で行われてきた事業を承継し、公益事業として塩に関する調査研究や、塩の安定供給、塩の備蓄などを行っています。
当センターの販売する塩を全国津々浦々に安定的にお届けする事業や、緊急時に備えて塩の備蓄を行う事業は、当センターの商品を皆様にお買い求めいただくことにより支えられています。
私たちは、これら公益事業に積極的に取り組み、これからも皆様のお役にたつよう努めます。
(塩事業センター公式ページより)
そもそも塩事業は、国民に塩の安定的な塩の供給や塩の研究開発を行うため、政府が専売制度として塩事業センターが塩に関する事業をすることを認めていたようです。
塩専売は、平成9年に廃止されましたが、それまで長きに渡り日本では塩は専売だったのですね。

へぇ~トリビア
塩って専売制度というものがあったのね。
こういう歴史や経緯を知った上で、食卓に置かれた食卓塩を見ると、今までと違った見え方になりますね。
現在でも食卓塩の価格は91円(税抜き)とお安く提供いただき、わたしたちの食卓の味付けに大いに役立っています。

塩は味変にも需要な要素ですものね
見方を変えるといつもの塩もちょっと違った形で見えてきます。
食卓塩のご紹介でした。
昭和なつかしい加工食品
地味だけれども昔から当たり前のように家庭に飲食店に存在しており、空気のような存在。
変わらないデザインが良いのですよね。