サントリーの緑茶と言えば『伊右衛門』ですが、かつて地味で渋めのデザインの緑茶飲料がサントリーから販売されていました。
これはこれで、今見ると正統派のおいしそうなお茶ですね。
サントリーから
かつて販売されていた緑茶の缶
サントリー 新茶の香り 日本茶(煎茶)
発売当時の製品画像
ipadで描きました
サントリー新茶の香り 日本茶
サントリー新茶の香り 日本茶は、1991年にサントリーから販売されていた緑茶飲料缶でした。
サントリーと言えば今や代表的なお茶飲料が伊右衛門ですが、そこに至るまでの原点がこの新茶の香り 日本茶だったのです。
サントリーのお茶が誕生!
このお茶は平成3年に登場しました。
お茶飲料にサントリーが乗り出した元年ともいえるでしょうね。
伊右衛門のような華やかさはありませんが、新幹線の駅構内で売っていそうな正統派のお茶ですね。
サントリー京番茶
時を経て、サントリーはお茶に力を入れ始めます。
当時は、伊藤園のお~いお茶が、市場を独占状態していた中での参入です。
サントリー 京番茶 発売当時のイラスト画像
時は1993年。サントリー新茶の香り 日本茶の発売の2年後という早さでお茶の印象をカジュアルなものに変えました。
京番茶はCMにも力を入れ、当時はヒット製品となりました。
京番茶大好きでした!
缶に「茶」と大きく描かれたそのシンプルさが良くて、それなりに時々買っていたのですが、まだ世の人々にとっては日常的にお茶飲料を毎日買うという習慣までは今一歩の時代でした。
サントリーしみじみ茶
京番茶のブームが去り、終売となった後、サントリーの苦戦が再び。
2000年に今までの缶デザインとは異なる猫のイラスト入り、しみじみ茶を販売します。
サントリー しみじみ茶 発売当時の画像
しみじみ茶はそれなりには人気はあったのですが、大ヒットまではいかず・・・
いつの間にやら終売に。
しみじみ茶の猫のキャラクターは、ほっこりしていて可愛かったですね。
サントリー伊右衛門
そしていよいよ!サントリーの期待のホープ。
2004年に「伊右衛門」の登場です。
こちらはご存知。
今では緑茶業界では、お~いお茶(伊藤園)、綾鷹(コカ・コーラ)、生茶(キリン)に並ぶ日本のトップブランドとなっています。
発売当時から変わらない竹のデザインが特徴的でいいですよね!
製品に歴史あり!
人の歴史と同様に、製品も人の紆余曲折、経験と失敗を経験して成り立っているのですね。
どんな輝かしい人にも、それなりの失敗と経験があるのよね。
わたしもがんばろ!
サントリー新茶の香り 日本茶のご紹介でした。
サントリーのなつかしい製品記事
サントリーらしからぬ地味なデザイン缶(失礼!)
華やかな伊右衛門が登場する前は、サントリーもこんな茶飲料を販売していたのですね。