最近とんとお見かけしなくなったロング缶。缶コーヒーと言えばかつてはロング缶が主流だったのが、最近はショート缶ばかりになりましたね。
商品名が秀逸!
サントリーボス(BOSS)
サントリーBOSS 缶コーヒー
ipadで描きました
サントリーボスとは
サントリーボスは、1992年よりサントリーより販売されている缶コーヒーで、パッケージにパイプをくわえた男性のイラストキャラクターが特徴的。このキャラクターが出てくるだけで『これはボスだ!』と幅広く認知されている製品です。
かつて1987年~1992年にサントリーからはWEST(ウェスト)という缶コーヒーが販売されていたのですがボス(BOSS)はその後継ブランドであり、サントリーはBOSSへとブランド変更したことにより大成功を収めたのです。
WEST(ウェスト)は、サントリーのマーケティング戦略上、今一つターゲットが絞り込みにくい製品だったようです。こうやってブランドが消えていくのですね。
缶コーヒーWEST(ウエスト)は、覚えているような・・・覚えていないような・・・缶コーヒーもいろいろ販売されているので、よっぽどの大きなブランドでないと認知されるのが難しい製品ジャンルです。
進化と挑戦を続ける缶コーヒーボス
通常ブランドと言うものは、ジャンルを変えることなくそのジャンルにおいてTOPブランドあり続けることを企業は目指すわけですが、サントリーBOSSはそのジャンルを思い切って変更し、そして成功しているブランドの特異例です。
ボスブランドから、スープ缶
ボスキャラが描かれていると、確かにおいしそう。
ポップなビストロ風缶デザインもなかなかGoodでおしゃれ!
缶コーヒーからまさかの紅茶?!
このことが話題を呼び、誰もが一度は買ってみたことでしょう。
発売当初は、評価が分かれましたが、なんといっても味がおいしいので、紅茶飲料と言えばクラフトボスティー!という人も多いことでしょう。
クラフトボスティーはちょっと合わない・・・と言う人もこちらのミルクティーは好き!という意見が多いはず。おいしいですものね。デザインもおしゃれ♪
缶コーヒーはどちらかと言うと男性のイメージなのですが、サントリーは紅茶にボスブランドを適用することにより女性ファンをつけ、一気にターゲットゾーンを広げたわけです。
すごい。
ボスブランドは缶コーヒーの定番ではなく、今や紅茶の定番へと進化する勢い。ジャンルを飛び越え、成功するブランドはあまり無いため、ボスのサントリー戦略の上手さには拍手を送りたいです。
サントリーの定番缶コーヒー
サントリーBOSSご紹介でした。
サントリーのなつかしい製品記事
なんででしょうね?決して可愛いとかではないのですが・・・謎です。