あまりにも当たり前に常にそばにあって意識しないものってありますよね。カゴメ トマトジュースはそんな製品。発売からおよそ90年の超ロングセラーです。
発売されてから、およそ90年!
カゴメ トマトジュース
カゴメ トマトジュース 昭和時代の製品画像
ipadで描きました
缶に記されているカゴメの書体も素敵です♪
カゴメ トマトジュースとは
カゴメトマトジュースは、カゴメから1933年に日本で初めて発売されたトマトジュースで、約90年くらいの歴史のあるトマトジュース。
今では、コンビニ・スーパーでお手軽においしく飲めるトマトジュースですが、缶入りトマトジュースが世にでるまでには、カゴメの創業者の多大な苦労がありました。
日本のトマトジュースの生みの親は、カゴメ創業者の蟹江一太郎という方です。
1899年にまずは、食用トマトの栽培から着手し、そこから紆余曲折を経て、トマトジュースの開発を続けます。
途中、戦争時代となり、生産を中止するなどの危機も乗り越えて、本当の意味での国産トマトジュースの原型が完成したのです。
冷蔵庫には、いつもカゴメ トマトジュース!
その後、高度経済成長の最盛期を迎えた1960年代に、サラリーマンをターゲットに、デキる男の飲料として広告を展開し、カゴメのトマトジュースは空前のヒット製品となりました。
かつてカゴメ トマトジュースのCMには、あの黒柳徹子さんが出演されていました。
がんばるサラリーマンとそれを支える主婦にもターゲットを絞って、トマトジュースを家庭に広める広告戦略に取り組んだいたのですね。
トマトジュースは今では身近すぎて当たり前にあるものですが、こうやって製品が定着していった歴史も知ると、今度トマトジュースを飲む時の味わいも違ってくるかもしれませんね。
カゴメ トマトジュース 昭和懐かしいCM
1979年のカゴメトマトジュースのCMです。
榊原郁恵さんが出演されていました。
優しさ100%
バリバリやってる?
と、郁恵ちゃん。
こちらも高度経済成長期のCMで、若い人気アイドルからサラリーマンへのメッセージが伝わってきますね。
昭和から成長し、今でも家庭の定番であり続ける
カゴメ トマトジュースのご紹介でした。
昭和なつかしい飲料記事
昭和の缶デザインは、シンプルで味わいがあります。