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昭和からのロングセラー:マロニーちゃんの歴史

マロニーちゃん 昭和加工食品・インスタント

マロニーちゃんは今や家庭のお鍋には欠かせない製品に。
歴史がある分、その認知までに苦労が多かったロングセラー製品なんです。
マロニーちゃん♪

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製品名が愛称に!
マロニーちゃん

 

マロニーちゃん イラスト画像

マロニー製品画像
ipadで描きました

 

マロニーちゃんの赤とオレンジ基調のデザインは昔から大きく変わらず、安心感がありますね。キャラクターも親しみやすい♪

マロニー とは

マロニーは、1964年(昭和39年)よりマロニー株式会社より販売されているお鍋の具材の一つとしてお馴染みの溶けない春雨の製品です。

会社は創業者である吉村義宗さんによって、吉村商店という名前でモヤシ製造がらスタートしたのですが、原料の高騰、機械化の発展によりモヤシだけでは事業拡大が厳しいと感じた吉村さんが、春雨製造に注目し、研究に研究を重ね溶けない春雨であるマロニーが誕生したのでした。  

マロニー 名前の由来

無事に製品開発に成功した溶けない春雨の名前は、当時の社員の公募によるもので、

「まろやかに煮える」イメージを抱かせる「マロニー」に決まったのでした。

 

マロニーちゃんは、煮ると表面がでんぷんっぽい素材になり、まさに!まろやかに煮える製品ですね。

名前どおりです!

売れないマロニーからの脱却

発売当初、知名度の無かったマロニーはどんなシーンで利用したら良いか消費者に伝わらず、全く売れない苦境に立たされました。
すき焼きに入れてもらいたいと、パッケージにすき焼き鍋の写真などを入れてみたも、
鳴かず飛ばず・・・
そんな中、製品名と会社名を一致させた方が知名度も上がるだろうと社名をマロニー株式会社と変更したことによって転機が訪れ、ダイエーなどの大型スーパーでマロニーを取り扱ってもらえるようになり、マロニーは市場を拡大し始めたのでした。

マロニーの成功

スーパーに製品を置いてもらえることとなり、少しずつ知名度を上げていったマロニーでしたが更にその認知度を不動のものに押し上げたのが、1994年(平成6年)からのテレビ・ラジオCMの大量オンエアでした。
CMのメインキャラクターに中村玉緒さんを起用し、「マロニーちゃん♪」とご機嫌に歌う玉緒さんキャラクターが人気となり、一躍「マロニー」を全国区商品に押し上げたのでした。
マロニーちゃん♪と陽気に歌う中村玉緒さん

マロニーという商品名に「ちゃん」付けをしたことによって、よりマロニーへの親しみ感が消費者感に浸透していきましたよね。

すき焼き具材と言えば、糸こんにゃくが定番でしたが、それを覆したマロニーはほんとすごいわ♪

マロニーちゃん懐かしいCM

【生マロニー】TVCM「もちもちプリプリ連呼」篇

中村玉緒さん、おいくつになっても可愛らしさ満載ですね。
マロニーちゃんと言えば、玉緒さんは変わらずです。

お鍋に、すき焼きに!
日本の鍋物には欠かせない定番となった
マロニーちゃんのご紹介でした。
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